筋肉を柔らかく、血行とリンパを巡らせる。

肩こりや腰痛、怪我に伴う辛い痛みを解消

マッサージとは

マッサージとは、「触る」「なでる」「揉む」「叩く」「擦る」「押す」などの手技施術で、患部やその他の部位の血行を促進し、リンパの流れを改善する手技療法です。

血流は身体のさまざまな症状に影響を与え、また、リンパは老廃物を洗い流す役割を持つため、その改善は重要になります。

また、マッサージは、固まった筋肉を柔らかくして、身体の動きをなめらかにします。その他、リンパや血液の循環を改善し、新陳代謝をアップさせ、体質改善を行います。

マッサージは、肩こりや腰痛、筋肉痛、打撲や脱臼、骨折の後遺症など、怪我に伴う痛みを解消します。
また、お顔のむくみやくすみ等、美容的効果を促すこともできます。

なお、マッサージとは、狭義の意味では、心臓に向かう擦るような軽い手技を言うのですが、現在では指圧やほぐし、筋膜リリース的手技全般を言います。

マッサージ

リラクゼーションや「もみほぐし」との違い

一般的な、いわゆるリラクゼーションや「もみほぐし」との一番の違いは、マッサージ(マッサージ・あんま・指圧)は、国家資格であることです。

そして、その目的も大きく違います。

リラクゼーションや「もみほぐし」の多くは慰安やリラックスする事を目的としています。
対して、マッサージ・あんま・指圧は、慰安やリラックスだけでなく、それに加えて身体的な痛みや可動域の制限などに対して、機能改善を目的とした治療的な手技を行います。

一般的にマッサージは保険がきかないもの!とすぎ込まれていますが、マッサージの国家資格を持つ私たちは、保険適用のマッサージを行うことができます。

この保険適用という部分も、リラクゼーションや「もみほぐし」との違いと言えます。

最賀鍼灸整骨院のマッサージの特徴

当院では、まずは患者様に寄り添い共感するということを大切にしています。
多くの患者様は「この辛さや痛み」を本当に分かってもらえているのか、と感じられていると思います。
その気持ちに寄り添った施術を心掛けています。

2つ目の特徴は、「わかりやすい説明」をすることです。
痛みに対して、いきなり施術をするのではなく、この痛みの原因は何で、いつ、どうしたら治るのか、をまずは理解して頂き、その上で施術を行っています。

3つ目の特徴は、ただ「気持ちが良いマッサージ」ではなく、「治せる」マッサージを提供していることです。
その辛さ、痛みの原因は何か?をしっかりと見極め、その改善のためのマッサージを行います。

当院では、保険を使う治療を致します。保険治療とは本来けがをした部位しか触らないのが一般的です。
しかし、私共は東洋医学を意識して治療にあたりますので、例えば首の痛さを足のマッサージで取ったりもします。場合によっては全身をマッサージも必要と考えます。

マッサージにこだわる理由

なぜ、このようなこだわりを持っているかと言いますと、それは院長である私自身の経験によるもです。

思えば、私自身は、人生のさまざまな局面で常に「痛み」と向き合ってきました。

私は、小学校から楽器(ドラム)を演奏していて、よく首を悪くしていました。
また、その後は部活などでテニスを行い、常に肩を痛めていましたし、スキーで競技中、大きく転倒し、膝の靱帯を痛めたこともあります。

現在は、登山や競技ゴルフを趣味しています。

登山は5日も山にこもって縦走します。当然、歩き続けることで、両下肢を痛めます。
また、競技ゴルフでは、腰の捻じれやバランスの悪さを感じる時もあります。

だからこそ、患者様の「辛さ痛み」を自分のこととして感じることができるのだと思います。

実際、これらの疾患は、患者様によく質問を受ける治療にあたる疾患です。
今現在、「辛さ痛み」でお悩みでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。

マッサージに対する良くある質問

Q1

マッサージを受けて「あざ」ができるのですが…

A1

「力任せ」や「間違った方法」で行うと「あざ」ができる場合があります

筋肉の凝りがひどいからといって力任せに強く揉んでしまったり、間違った方法でマッサージを行ったりすると「あざ」ができる場合があります。

「あざ」は、内出血などによって皮膚が変色してしまってあらわれるもので、通常は放っておけば自然に治ります。

また、他方で、血流の停滞(東洋医学ではお血と呼ぶ)がある個所などは、「あざ」になるケースがあります。意図的に行う治療法もあるくらいです。

Q2

マッサージの施術を受けると「もみ返し」があるのですが…

A2

むやみに強いマッサージをすると「もみ返し」が起こることがあります

むやみに強いマッサージをすると、久しぶりの運動のあとに来る筋肉痛(筋肉の中に乳酸が溜まってしまう現象等)等が起こることもあります。

「もみ返し」が起きないためには、その方の症状や筋肉の質に合った強さで治療することが重要です。

私どもは、ツボを意識してマッサ-ジをするので、もみ返しはほとんどありません。ご安心ください。

Q3

マッサージは高血圧にも効果があるのでしょうか?

A4

運動不足や睡眠不足が原因の高血圧には抜群の効果を発揮します

まず、最初に高血圧の原因は様々ありますので、一概には言えません。

ただ、その中で、運動不足や睡眠不足などが原因で、血流が滞ってしまって起こる高血圧や、季節性や神経が高ぶって起こる一過性の高血圧などに対しては、マッサージは抜群の効果を発揮致します。

マッサージによって筋肉やその周りの神経に働きかけ、末梢の血管まで血流を促す事が出来れば、必然的に血圧降下につながります。

別の疾患で来院されている患者様が、継続的にマッサージを行っていたところ、血圧が下がっていた、といった事例もあります。

Q5

妊娠中でもマッサージは大丈夫ですか?

A6

大丈夫です。

妊娠中の方は、特に肩凝りや腰痛、むくみの症状があらわれやすいですので、マッサージがお勧めです。

当院では、横向きのマッサージをしますので、妊婦さんも安心してください。
(実際、たくさんの周産期の患者様に、ご来院いただいております)

また、出産後などは、お乳の出をよくしたり、授乳の姿勢で肩を痛くしたり、沐浴で指を痛くされる患者様、そして出産後の骨盤のずれなどでいらっしゃいます。

こういった場合にもマッサージは効果的です。

このような方にマッサージはお勧めです

・仕事でデスクワークや力仕事をずっと続けているという方。
・スポーツで、日常生活ではほとんどしない体制や動きをする方。
・身体にコリやハリ、痛みを感じる方。

このような方には、マッサージは非常にお勧めです。
また、以下のような症状にも効果的です。

・慢性的な肩こり
マッサージにより血流を改善させることで、肩周囲の筋緊張の緩和が期待できます。

・筋緊張性頭痛
頭部に加え、首肩のマッサージを行うことで、緊張がほぐれて頭痛が軽減する場合があります。

・運動不足や立ち仕事からくる下肢の「むくみ」
マッサージで、「ふくらはぎ」などの筋ポンプ作用を補助することにより、下肢の「むくみ」や重だるさを解消できます。

・筋肉が原因である各関節の可動域制限
ご自身で、関節の動きが悪いと感じる方も多く、それが筋肉を原因とする場合、関節周囲の筋肉をマッサージして柔軟性をもたせることで関節可動域の改善が期待できます。

・運動後の筋肉痛
筋肉を修復させるのは血液であるため、適当な強度のマッサージで筋肉の緊張を取り、血流を良くさせることで筋肉痛からの回復を早めます。