ゴルフのしすぎ!小指の付け根が痛い。 [46歳・男性]



ある日患者様が「多分ゴルフのしすぎですね」とおっしゃいながら来院されました。


ゴルフ肘やゴルフ骨折などゴルフで痛める場所の相場は決まっていますが、その方は右小指の付け根が痛いのです。
きけばアマチュアながらドライバーを300Yも飛ばされるお上手な方。

強打で負担をかけながらも手首の繊細な動きも重要となるゴルフは、その方の右小指から手首の付け根をこわしてしまいました。

 

これは『窓ふき症候群』とも私たちがローカルでいっている、お掃除好きな主婦に多い、TFCC損傷という運動器疾患(筋肉や関節の疾患)です。

 

TFCCとは三角線維軟骨複合体のことで、手首の小指側にある靭帯やクッションの役割をする軟骨組織(なんこつそしき)のことをいいます。


そこを日常生活(主に窓を拭いたりドアノブを捻る動作)や、代表するスポーツではゴルフテニスなどで手首を捻ったりする動作を繰り返し行うと、骨同士がぶつかったり炎症を起こして痛みを誘発させてしまいます。

 

やはりゴルフはいろいろなところを痛めるスポーツだと認識しました。
ある本で読んだのですが「正しいスイングをしていれば痛くならない」と。
でもプロゴルファーも肘を痛めて通院中です。

 

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